こんにちは、夜のお仕事の紹介屋さんみずしまです。
今日は、本強を避けるコツについてお伝えしていきます。
この記事は主にヘルス業界あるいはメンズエステ業界で働く女の子向けに書きました。
本強とはいわゆる本番強要の略ですが、ヘルスやメンズエステでは、この本強をしてくる客との駆け引きに疲れてしまっている女の子は多いです。
「〇〇ちゃんは、やらしてくれたのになぁ〜」
とタチの悪い輩も多いみたいで、その駆け引きがめんどくさくてソープに職種転向しました。という女の子を僕は何人も見てきました。
「本番できません。」というルールではあるものの、女性と密着したりすれば、エッチしたいと思うのは男としては自然な事で、そのため
「本強されるのは仕方ない。。」
と言えばそれまでですが、僕は女の子の話しを毎日聞く中で、本強されやすい女の子とされにくい女の子がいることに気づいたのです。
今回はデリヘル勤務歴5年間、メンズエステ勤務1年目の経歴を持ち、過去1度も本番をした事がないという女の子に話しを聞いてみました。
彼女は驚くことに、このコロナ期でも本指のお客さんが絶えず、メンズエステで7時間勤務で7万円を越える稼ぎを叩きだすスーパー人気嬢なのです。
彼女の名前を仮名すばるちゃんとします。
以下はすばるちゃんとある日電話で話した内容を再現したものです。
すばる「昨日も本指名のお客さん来たよ!😀」
僕「毎回すごいね!どうしてそんなにいつもお客さん来るの?」
すばる「知らない。みんな勝手に来る笑 わっしょい!!」
僕「笑 すばるちゃんさ、お客さんに本番しようとか言われたりしないの?」
すばる「しないよ?すばるそんな事しなくてもお客さん来るもん😉」
僕「え、そうなの!?最近メンズエステでも他の女の子が過激なプレイをしてる子が多くて、裏オプみたいな感じで本番しないとお客さん返すの厳しいってよく相談されるんだけど、すばるちゃんはそんなことないのか!」
すばる「うん!みんな勘違いしてるんじゃない?男は抜けば良いってもんじゃないからね!」
僕「抜けば良いって問題じゃない?」
すばる「そう!みんな抜けば良いって思ってるから本番強要されるんだと思う。ちゃんと気持ちを込めてマッサージしてお客さんのこころを癒してあげればそんな本番しようなんて言われないよ?」
僕「そっか!お客さんは物足りないって思うと本番強要するってことなのか。」
すばる「そうだと思う。あとはお客さんの話しを聴いてあげて共感してあげる。みんな自分の話しをしすぎなんだと思う。自分の好きな人の話しとかそんなのどうでもいいんだよね。」
僕「たしかに言われてみれば、自分の話しばっかしてる女の子多いかもしれない。そいえば少し前にお店から『女の子のアンケートが悪いから注意してください!』ってぼくに連絡きたけど、理由聞いたら女の子が自分のお気に入りのホストの話しばっかりしていて、それで評価が悪かったらしいんだよね。。」
すばる「それは論外だね!自分の話しをすることもいいけど、必要以上にペラペラ話しをしてもそれはその子の自己満だよ。」
僕「そうだよね!お客さんはどちらかというと自分の話しをしたい人の方が多いよね。」
すばる「そう!すばるお客さんと友達みたいだよ?この前もお客さんから、『僕最近好きな子が2人いてね、、』って話ししてきたから、『え!2人も??聴きたいそれ!!!😆』って食い気味で反応してあげて、その後も『それでそれで??😆』って相槌してたら嬉しそうにお話ししてたよ?」
僕「なるほどね!すばるちゃんは聴き力があるんだね!確かに話しを聴いてもらうっていうのは、話しをしてる人からすると、『この子はちゃんとぼくのこと受け入れてくれてる、、』っていう承認された気持ちになるもんね。」
すばる「確かに私たちがやってることは性を扱ってるお仕事だけど、性だけを武器にして本指名を掴むのって難しいんじゃないかな?」
僕「そうなのか!それはどうして?」
すばる「男はさ、裸見たら『あ、なるほど!この子の身体はこうなのか。ほうほう。』って一端そこで満足してしまうんだよね。
男はただでさえ飽きっぽいし私たちはキャバ嬢の子達と違って見た目で勝負できるわけでもないし、、
だからこそ脱ぐことに価値はあると思うんだけど、これだけ風俗をやる女の子が増えてお客さんが選びたい放題の中で、身体だけで勝負しても差別化にならないんだよね。
そうなったら、こころで繋がらないと次会うチャンスってのはないんじゃないかなぁ。」
僕「すごいね。そこまでしっかり考えてお仕事してるんだね。。じゃあまとめると
本強されないコツっていうのは、プレイや会話でお客さんの身体とこころを癒し、共感力を身につけることでお客さんを承認してあげること。
ってことかな?」
すばる「うん!チンチンが全てではないってこと😌」
以上が先日の電話でのやり取りです。
いかがでしょうか?
僕は話しを聴いていて彼女のことをほんとにすごいなと心から尊敬しました。
僕は簡単に彼女がそれをできている訳じゃないことを知っています。
メンズエステを紹介した際、働くまでに何度もYouTubeでマッサージのやり方の動画を見て研究していました。
そして彼女の手には、マッサージを何人もしたためにいくつものマメができているのです。
その手を見るだけで、彼女がいかに努力してきたのかを思い知らされます。
昔、高級ソープの人気嬢が
「わたし達の仕事は、ただセックスするだけが仕事じゃない。」
と言っていました。
彼女はソープ嬢であり、本番もプレイ内容のうちに入るので、本強を断るコツとは話しがずれてはいるかもしれませんが、考え方は似ています。
話しを聴くのが得意じゃなくても、マッサージが得意じゃなくても、本強をされにくい女の子になることはできます。
大事なのは
気持ち
です。
全力の気持ちで接してくれる人にこころを動かされるということは、風俗業界限らず全ての仕事に共通していることです。
いま自分ができることをまずは一生懸命取り組んでいくことが大切なんだということを、改めて学んだ気がします。